グラミー賞で3部門を受賞した実力派ラッパー〝LIZZO(リゾ)〟へ、ファッション誌では唯一の単独インタビュー【 リゾ インタビューPart3 】

2020.01.29

2020年(第62回)のグラミー賞で最多ノミネートされていた新人の黒人歌手のLIZZO(リゾ)は、
・最優秀アーバン・コンテンポラリー・アルバム
・最優秀トラディッショナルR&Bパフォーマンス
・最優秀ポップ・ソロ・パフォーマンス  
のグラミー賞で3部門を受賞した実力派ラッパー〝LIZZO(リゾ)〟へ、ファッション誌では唯一の単独インタビューに成功しました!

海外では ボディ・ポジティブの代名詞的な存在として知られる彼女へ、5つのキーワードで迫る取材を取材をN.Y.にて行いました。

1【歌】
2【プラスサイズ】
3【ボディ・ポジティブ】
4【ファッション】
5【ラ・ファーファ】



3【ボディ・ポジティブ】 ボディ・ポジティブになるには自分を幸せにすることから

:読者の中にはネガティブな言葉を他人からかけられる人もいます。自分を愛するには、いつ、どんなきっかけでありのままの自分を受け入れて愛せるようになったのかを教えてください。
リゾ:たくさんの出来事が重なってたくさん無理をしたの。ものすごくエクササイズをしたし、断食ダイエットもしたわ。この間、昔のミュージックビデオを見たんだけど、この体格にしてはすごく痩せてたの。それを見て、「この子誰よ!?」って言っちゃったわ。そして、そのサイズだった時の私はハッピーじゃなかった。私は自分が大きくて魅力的じゃないと思ってた。男達は私を好きじゃないとも思ってた。ある男性に「顔はかわいいけど、体をどうにかした方がいい」って言われたわ。他の男性には「俺は小柄な男だから、小柄な女がいいんだ」って言われた。その時の私は、自分の体を見つめながら、「あいつら、あんなこと言うなんてあり得ないわよね!」って自分に言ってたわ。でも今は、前よりもずっと自信を持ててるし、前よりずっとハッピーなの。だけど、私が痩せて、社会が美しいと思うサイズになってもまだネガティブな意見を言われたり、世間に受け入れられなかったりして、私が何をやったって、誰も幸せにできないんだって思ったの。だから、私が幸せにしなきゃいけなかったのは、この世でただ一人、私自身なんだって、そう思ったの。


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