【薬剤師が伝授!】「肩こり」が改善する効果的な5つのセルフケア

2021.05.23

長時間のデスクワークやスマホの使用などで、肩がこっていませんか?
肩こりを放置すると、頭痛などのさまざまな不調にもつながってしまいます。

この記事では、プロの薬剤師が肩こりの原因と解消法について解説します。
ぜひ実践して、楽しく肩こりを解消していきましょう!

みんなは大丈夫? つらい肩こりエピソード

1年ほど前から肩こりに悩む、会社員の智恵さん(仮名)30歳女性のエピソードをご紹介します。
彼女は事務職で、一日の大半をパソコンの前で過ごしているそうです。

「毎日パソコンの前で座りっぱなしなので、肩がバキバキで苦しいです。最近は、テレワークで自宅にこもりっぱなしのことも多く、首の痛みや頭痛まで出てくるようになり、とてもつらい日々。姿勢を正したほうがいいのはわかっているのですが、胸が大きいので、どうしても猫背になってしまうんです。
友人に相談しても、“胸が大きいからだよ! いいなぁ〜”と言われるだけで、肩こりのつらさをなかなかわかってもらえません。忙しくてマッサージにも行けないので、何かいい方法があれば教えてほしいです」

智恵さんように、肩こりに悩む女性はとても多いです。とくに胸の大きい人は、肩こりになりやすい傾向があるようです。
症状が悪化してしまわないように、肩こりの原因や対処法について理解を深め、つらい肩こりを少しでも改善していきましょう。

肩こりの原因とは?

肩こりは、首のつけ根から肩や背中にかけて感じる、張り・こり・痛みなどの症状を指し、ひどい頭痛や吐き気を伴うこともあります。
その主な原因には、姿勢(猫背・前屈み・長時間の同じ姿勢など)、運動不足、ストレス、眼精疲労、PMS、なで肩、冷房などが挙げられます。
これらの原因によって、とくに首の後ろから肩、背中にかけて張っている「僧帽筋(そうぼうきん)」の緊張状態が続くと、血行が悪くなり、筋肉が疲れてかたくなることで、肩こりが生じます。
また、肥満も肩こりの原因となります。筋肉内に脂肪がたまると、筋肉が締めつけられて血行が悪くなり、肩こりにつながるといわれています。



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