【管理栄養士が教える】我慢&罪悪感ナシ! おりこう間食のススメ

2021.06.30







【むしろ身体にいい!? 罪悪感ゼロのおやつ】
栄養不足の状態を放置すると脳に十分なエネルギーを送れず判断力や集中力が低下したり、エネルギー代謝が低下して痩せづらくなったり、いいことはありません。
けれど、間食がスイーツばかりというのも心配です。
そこで、コンビニで手に入るおすすめおやつを3つ紹介します!
間食は食事で摂りきれていない栄養を補う絶好の機会と考え、賢く選びましょう。

【おにぎり】

空腹を感じるときはエネルギーが足りていないことがほとんど。そこで、素早くエネルギーになり、余分な脂質を摂らないですむ「おにぎり」を、おやつにおすすめします。
雑穀ご飯を使ったものであれば、白米に比べてビタミン・ミネラル・食物繊維が多く摂れるため、なおベストでしょう。

【果物】

果物にはビタミンや食物繊維を含むものが多く、優しい甘みが「何か食べたい欲」を満たしてくれます。おやつとして食べるならフレッシュの果物がおすすめ。ドライフルーツや缶詰の果物は糖質量が多いため、注意が必要です。

【干し芋】
干し芋は脂質が少なく、ビタミン・ミネラル・食物繊維が含まれています。焼き芋と違って固く、よく噛まなければいけませんが、この「噛む」という動作が満足度を高めるのです。やわらかくフワフワしたものは美味しいのですが、噛む必要がなく満足感が得づらいため食べ過ぎにつながる心配があります。


【暴飲暴食を防ぐなら「漢方」も有効】

そもそも食欲が暴走しない体質を目指したいのなら、漢方薬もおすすめです。
実際に、いくつかの漢方薬は「水太り」「脂肪太り」「ストレス太り」などへの効果も認められています。
漢方は、気分などの生命エネルギーを表す「気」、血液や栄養を表す「血」、むくみなどの原因となる体液を表す「水」の3つの要素を補い、めぐらせる「バランスの医学」です。
漢方では人体を「気・血・水」の3つのめぐりで捉える独自の考えをもとに、一人ひとりの体質(証)に合わせた生薬の組み合わせで、身体全体のバランスを整えて理想的な健康状態へと導きます。
「どうしてもおやつが欲しくなる」という状態が続く場合、気のバランスが乱れた「気滞」なども不調の原因と考えられます。


〈コントロールしづらい食欲に悩む方におすすめの漢方薬〉

・大柴胡湯(だいさいことう)
気のめぐりを促してストレスを低減させ、便通も解消します。身体の余分な熱を取り除き、肝の働きをよくして、脂質代謝を改善します。

・防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)
暴飲暴食などによる身体の余分な熱を取り除き、血流や水分代謝を促し、便や汗などで不要物を体外へ排出し身体を軽くします。脂質代謝機能を改善し、溜め込んでいる脂肪を減らすのに役立ちます。


漢方薬は飲むだけと簡単ですが、体質に合ったものを服用することが大切。自己判断での服用は効果が出にくいばかりか、副作用が生じる恐れもあります。
ただ、自然の生薬で構成される漢方薬は本来、副作用が出にくいものですし、体質に合えば大きな効果が期待できるものです。そのため、服用前にはしっかりと漢方に詳しい医者や薬剤師に相談することをおすすめします。

最近話題の「あんしん漢方」では、AIを活用したオンライン個別相談で、漢方に詳しい薬剤師が一人ひとりに適した漢方を見極めてくれます。
スマホで気軽に相談でき、お手頃価格で自宅まで配送してくれるので、ぜひサイトをチェックしてみてください。

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【我慢しないで理想の身体に!】

おやつを食べるときにどこか後ろめたさを感じる人もいるかもしれませんが、その必要はありません。空腹はからだからのSOSのサイン。食べるものを賢く選んで、しっかり栄養補給をしましょう。
根本から体質を見直したいという人は、漢方薬の助けを借りるのもいいでしょう。薬剤師など信頼できる専門家に1度相談してみてください。
自分自身に合ったライフスタイルを見つけられたらいいですね♪





【執筆者プロフィール】

管理栄養士/小原 水月(おはらみづき)
ダイエット合宿所、特定保健検診の業務に携わりのべ600人以上の食事と生活習慣をサポート。自身が漢方薬を使用して体調回復した経験から、栄養学と漢方を合わせたサポートを得意とする。現在は、WEBを中心に食と健康の分野で執筆中。

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