2013年に日本初のプラスサイズ専門ファッション誌として誕生したla farfaが今号で創刊8周年を迎えます。
座談会で
あいまる、
ごりちゃん、
UraN、
島袋かほの若手ラファモの4名が唯一無二のぽっちゃりファッション誌として走り続けた8+1年間の変遷を振り返りながら、プラスサイズのこれからについても語り合いました。
2013年～2014年ラファーファ創刊！未来のラファモと本誌との出会いあいまる
創刊当時はまだ高校生で、ラファーファの存在を全然知らなかった（笑）。当時は渡辺直美さんが出演されていて、これから頑張ろう！ と今以上にすごく活気付いていた気がします。
ごりちゃん
当時は私も高校3年生で、今でもすごく覚えているけど、たまたま流れていたテレビで創刊のニュースをやっていて、結構驚きでした。制服姿でテレビの前に立ち止まって見ていました。
島袋かほ
同じく高校生でした！ 当時は痩せなきゃかわいくないと思っていて、ダイエットをして自分を追い込んでいました。ラファーファは読んでなくて、でも「マシュマロ女子」は友達の間で流行っていました。『なるほどマシュマロみたいな女子か……白くてふわふわになるようにスキンケアしよう！ パーマかけよう！』って思っていました（笑）。
UraN
私はそのころ、体型にコンプレックスがあって、ファッションにも興味がなかった高校時代でした。「太ってるやつがこんな服着てって思われるんじゃない？」とか、周りの目だけ気していて、すごくネガティブだったんです。でもラファーファに出会いオシャレできるんだ！ って思えるようになりました。派手な色やデザインが好きだったけど、目立つから着ようと思えなくて……。でも今は人からの目も気にしなくなって、逆に目立つものが大好きになりました★ 好きな服を好きなように着られるようになって、毎日が楽しい！
2015年～2016年 PJPパーティーのモデルオーディションが大盛り上がり！島袋かほ2015～2016年は、私は専門学校で演劇を始めたタイミングですね。それもあって、人から見られることを意識するようになり、ファッションもメイクも一新！ そんな年でした。
UraN
私はラファーファを読むようになって、身なりをしっかりしようと意識するようになったんです。それでPJPのオーディションを知った時は、私も絶対に受けなきゃ！ と応募しました。ウォーキングレッスンにも参加して、ラファモの皆さんに会って、さらにモデルになりたいと思うようになりました。（でも落選してしまった……涙）
ごりちゃん
私も自分の武器であるぽっちゃり体型を生かしたくて、PJPのオーディションを受けるしかない！ と思って応募しました！ ここでUraNとあいまると出会うんですねぇ～♪ ウォーキングレッスンの帰りにみんなでご飯食べに行ったり、タピオカ飲みに行ったり、みんなすごく仲良かったです（笑）。
UraN
そうそう懐かしい！ タピオカ行ったね～♪
あいまる
PJPグランプリをいただいたのは、今までの人生最大の出来事だったなと思います！ 当時は名古屋に住んでいたから、PJPも公開オーディションの当日にしか行けなくて。もうみんなすでに仲良くなっていて、寂しかった～。私も一緒にタピオカ行きたかったな（笑）。
2017年～2018年あいまる＆ごりちゃんが誌面デビュー！
あいまる2017年に初めてのラ・ファーファの撮影！ その時、ラファモの先輩方がとっても優しくて、人見知りの私はとっても安心しました（笑）。
ごりちゃんそうだね、私もデビューが決まった時、これからどうなるのかドキドキワクワクでした！ 初めての撮影はめちゃくちゃ緊張して、ポージングも表情もガチガチだった……！ でも先輩がみんな気に掛けてくれて話しかけてくれたの！ すごく優しかった！
あいまるそうそう、忘れもしません！ 初撮影で表紙を飾った年です!! 先輩たちが本当に優しくて、本当にありがたかった♪
UraN私はPJPに落ちたことはすっごく悔しかった……。でも何が私に足りないのか、その日の打ち上げの時に、ラファモの皆さんを一人一人回ってこれからどんなことしていけばいいのかとか、たくさん話を聞いてもらいました！ 2018年には「くれまぐ」としての活動を始めたり……。今考えるといろんなことが一気に変わった年でしたね。
ごりちゃんその後も、ラ・ファーファのオーディションに応募し続けてモデルになったなんて、UraNはとっても努力家!! PJPで一緒に頑張った仲間なので、あの日泣き崩れていたのに、また努力してラファモになって戻ってきて、UraNは本当にすごいなぁ、って感じました。尊敬です!
UraNありがとー☆ また泣いちゃうよぉ（笑）。
（その2へ続く）
Edit&Text／Toshie Mihashi
