【ごりちゃんが過ごしてきた人生とは? 気になる過去・現在・未来に迫る!】History of Models 前編

1996年2月24日生まれ、26歳。鳥取県出身。トレードマークはひまわりみたいなBIGスマイル。子供の頃からミュージカル俳優への夢に一直線だった彼女がプラスサイズモデルになった背景、そして今描いている未来とは!?


芸能一家の末娘は、歌や踊りで人を楽しませることが大好き

 年の離れた兄たちに続いて誕生した女の子とあり、一緒に暮らす祖父母からもかわいがられて育ったごりちゃん。「おばあちゃんは大正琴やカラオケ、お母さんはゴスペルやフラメンコをやっていて、近所で芸能一家って言われてました(笑)」。2人の影響で幼いころから歌うことや踊ること、人を笑わせることが大好き。将来の夢はモーニング娘。とバカ殿だった。
 小学校でもひょうきんキャラで通っていたごりちゃんがミュージカルと出会ったのは小学4年生の時。親に連れて行ってもらった『劇団四季』の公演に感動して号泣した。ミュージカルへの憧れを募らせ、中学生になると地元の劇団へ入団。発声やダンス、演技のレッスンは何もかもが楽しかった。年1回の舞台公演に向けてみんなで稽古に取り組み、それ以外にも地域のデイサービスなどを回ってミュージカルを披露。「喜ばれることがうれしくて、人を楽しませる仕事をしたいと思うようになりました」。将来を視野に県内屈指の演劇部がある高校へ進学し、平日は部活、週末は劇団という青春時代に突入する。

舞台俳優を目指すならぽっちゃりはむしろ武器!
 赤ちゃんのころは標準体型。だが、実家が農家のためおいしい食材には事欠かず、おばあちゃんは料理上手な上にお菓子を欲しいだけ買ってくれる。というわけで、小学生時代にマシュマロ女子の仲間入りを果たした。劇団に入って体重が落ちるも、高校時代にリバウンド。しかし、ネガティブに捉えることはなく「例えばお母さん役とか、ぽっちゃり体型をいかした役を演じられるので、むしろオイシイと思ってました」と振り返る。ごりちゃんというあだ名がついたのも、高校時代。即興演技の課題でゴリラを演じたことをきっかけに、いつの間にかこの愛称が定着した。
 卒業後は舞台俳優の夢を追いかけ、東京のミュージカル専門学校に。「同じように上京して夢を目指す仲間と過ごした2年間は、課題にバイトに大忙しだったけど、刺激的だった! 苦楽を共にした同期は今も濃い友達です」。
 卒業と同時に世に放たれ、当初は燃えていた。バイトをしながらオーディションを受け、小劇場やミュージカルの舞台に立つこと1年半。気付けばチケットをさばくことに追われている自分がいた。「このままでいいの? 自分の武器は何だろう? と考えた時、ぽっちゃりファッション専門の雑誌があったことを思い出したんです」。調べてみると、ちょうど『PJP』オーディションの募集中ではないか!

気になる続きは8/27(土)アップの後編で!
ごりちゃんの思い出の1枚~幼少期~

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Photographs/Mari Hagiwara
Edit&Text/Yuriko Hayashi
※このページはすべてモデルの私服です。

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