【ヨガインストラクター監修】気力が湧かない。そんなときに試したい5つのこと

2024.07.05



「何もやる気が起きない」「最近疲れやすくて無気力だ」そんなとき、あなたならどうしますか? その状態のまま何もしないといった選択肢もありますが、仕事に家事に育児に、毎日やることが山積みだとそういうわけにもいきませんよね。そこで、今回は気力が湧かないときに試したい、無気力解消方法についてご紹介します。そもそも無気力とはどんな状態なのか、どんなときに起こりやすいのかを知って、無気力状態からうまく脱出しましょう。




   1. 無気力ってどんな状態?

無気力とは、意欲や興味を失い、活動する気力がなくなる状態を指します。通常、脳内ではアドレナリンやドーパミン、セロトニンといった「神経伝達物質」が分泌されており、これらの物質は人の感情や行動を左右して自律神経にも大きく影響を与えます。つまり、神経伝達物質が適切に分泌されることで、私たちは活力を感じて活動的になれるのです。しかし、過度なストレスや疲労、自分にとって好ましくない環境が続くと、神経伝達物質のバランスが乱れて無気力に陥ることがあります。このバランスの乱れは、うつ症状や倦怠感、集中力の低下など、さまざまな精神・身体症状をひき起こす原因となります。





   2. 無気力になるときってどんなとき?

そもそも、無気力になるのはどんなときが多いのでしょうか?


  2-1.疲労がたまったとき
無気力になる原因のひとつは、疲労がたまることです。過度なストレスや長時間労働に悩んでいる、適切な休息がとれていないなどの状態は、心とからだが疲れ切っているためエネルギーを枯渇させます。この状態が続くと、人間は本能的に休息を求めるため、意欲や興味が失われて無気力に陥ります。つまり、適度な休息とリラックスが無気力対策には重要なのです。


  2-2.自律神経が乱れているとき
自律神経の乱れは、心身ともに不調があらわれやすくなります。自律神経の乱れは、活動するときに優位になる交感神経と、休息やリラックスのときに優位になる副交感神経のバランスが崩れてしまうことで起きます。この原因としては、ストレスや生活習慣の乱れ、睡眠不足、ホルモンバランスの変化などが挙げられるので、日々対策が必要です。


  2-3.環境が変化したとき
就職・転職・進学・転居・結婚・妊娠・出産など、人生には大きなライフイベントが何度か発生するでしょう。そのような環境の変化はエネルギーを消耗しやすく、意欲や集中力が低下して無気力になることがあります。避けては通れないことも多いので、ストレスをため込みすぎないように、定期的にリフレッシュする時間を設けましょう。


  2-4.燃え尽き症候群
就職・転職・進学・転居・結婚・妊娠・出産など、人生には大きなライフイベントが何度か発生するでしょう。そのような環境の変化はエネルギーを消耗しやすく、意欲や集中力が低下して無気力になることがあります。避けては通れないことも多いので、ストレスをため込みすぎないように、定期的にリフレッシュする時間を設けましょう。


  2-5.無気力症候群
無気力症候群とは、意欲や自発性の低下、感情の起伏が少なくなるなど、日常生活に対して無気力になってしまう状態のことです。これは前述した環境の変化によるストレスなどでひき起こされることが多いです。ただ単にやる気がないだけ、というよりは過度のストレスや疲労から自分を守るための逃避行動ともいえます。


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