【特別対談】バービー×安藤うぃ「他人の言動に流されない!自分らしく生きるためには?」

2022.02.17

常に自分流のファッションや生き方を発信し続けるお笑い芸人バービーさんに、ラファーファモデル安藤うぃが突撃取材!
「好きなブランドは?」「自分が着たい服と似合う服が違うときはどうしたらいい?」「傷つく言葉を投げかけられたときの対処法は?」「憧れの人は?」等々、さまざまな質問に対するバービーさんの回答には、ポジティブに生きるヒントが満載!
※「全ての画像を見る」にはオフショット画像も掲載中!



 
ファッションはつまみ食いがおすすめ! 意外と似合うものも♪

うぃ(以下:う):バービーさんと私、共通点があって。同じ大学のインド哲学科出身なんです。この前、YouTubeでバービーさん母校行かれてましたよね! 懐かしかったです。

バービー(以下:バ):私も卒業してから行ってなかったので懐かしかった。うぃちゃんもインド哲学科なの!? めずらしすぎて「卒業生がどこどこに生息してる」ってウワサを時々聞きます(笑)。

う:ここにも生息してました(笑)。今日は、お会いできるのがうれしくて、質問10個くらい考えてきました! まず、普段、お洋服はどんなお店でお買い物をされてるのか知りたいです。

バ:昔からネットで買うことが多かったんですが、最近は、今も着てるMAISON SPECIAL(メゾンスペシャル)が多いですね。表参道のお店によく行きます。高見えするけどお値段も高すぎないし、サイズ展開も幅広くて、私に合うサイズも多いです。

大阪のスタイリストさんに教わって私も行くようになったのは、アメ村の三角公園の向かいにあるお店。全然着方がわからない服とか、漁師さんの網みたいなボトムとかあって楽しいですよ(笑)。

う:網(笑)。教えてもらったお店、私も行ってみます! 普段はベーシックでも、バービーさんみたいにグラマラスで、メリハリあるファッションを試したい子もいるんじゃないかなって思うんです。

バ: ジャンルを決めずに、着てみると意外と似合うものもあったりしますよね。私の話をすると、TPOはかなり意識していて、普段はパジャマみたいな格好だけど、クラブ行くときは、友達に「テレビじゃないんだからそんなカッコやめてよ」って引かれるような、肩めっちゃ尖ったジャケットとか着てる(笑)。バリキャリ系も持ってるし、歌手のAIさんみたいな服も着ます。

う:シーンに合わせて、自分も着ていて楽しくなる服を選ばれているのが素敵です。

バ:楽しいのは間違いない。私も大学生ぐらいのときはCanCam系やったり、ゴスロリもやってみたし、いろんなスタイルを試しました。ネックはコスト面だけかな(笑)。

う:わかります。あと、好きなスタイルが多いとクローゼットがカオスに(笑)。楽しいんですけどね。


 〇〇診断と人の言葉は、ボリューム控えめに聞いてOK

う:最近、パーソナルカラー診断とか骨格診断とか、「これが似合いますよ」みたいな情報がSNS上に流れてきますよね。自分が着たい服と「似合う服」が全然違うとき、バービーさんだったら何を頼りに選びますか?

バ:どうしよう、そもそも自分が何タイプなのか知らない……すいません(笑)。うぃちゃんは診断したことあるの?

う:骨格診断は「ストレート」かなって思ってます。オーバーサイズとか、今のトレンドの服が似合わないんだって悲しくなったり。タイプ知らないときの方が、もっと自由に選べてた気がします。

バ:時々、そういったお話を聞いてびっくりします。え! そこまで診断を信じるの? というか、診断結果で自分の買い物がそこまで左右されていいの?って。

う:わ~、バービーさんくらい言い切りたい私も! 「もーうるせー!」って言いたい!

バ:私、「うるせー!」とは言ってないよ(笑)。

う:内なる声が出ちゃった(笑)。バービーさんのお洋服選びは、好きな気持ち重視ですか?

バ:そうですね。服そのものがかわいいときは、似合うか似合わないか関係なく、試着せずに買うこともある(笑)。最近も、パートナーに「それ着てる人と一緒に歩きたくない」って言われたけど、「そっちのマインドを強くしな」って着続けてるからね。そういう私だって知ってて結婚したんでしょって(笑)。

う:隣歩く側のマインド(笑)。バービーさんに合わせて来いよってことですよね(笑)。そんな風に言い合えるのいいなぁ。ただ、私も含めて、人のふとした言葉でおしゃれに後ろ向きになる読者もいるのかなと思っていて。一度でも「足が太い」って言われてスカートはけなくなっちゃったり……。

バ:傷つく言葉って、言った方は大して覚えてないんですよ。「一緒に歩きたくない」って言ったのに、結局私と出歩く羽目になってる私のパートナーならまだしも(笑)、利害関係もない人に言われた言葉を真に受けるのはもったいないですよ。言ってきた人のセンスが良くなかったら、より信じない(笑)!

う:たしかに(笑)! そうですよね!


 解放される場所を見つけて、自分らしくいられる時間を味わって

う:自分らしいおしゃれに挑戦できない女の子が、一歩を踏み出すためのアドバイスってありますか?

バ:……私、知らない人に会うとき、他人のふりすることあります。地方で出会った方に「どこから来たの? 仕事何してるの?」って訊かれて「東京から来ましたイベンターでーす」とか(笑)。

う:(笑)……いや、笑っちゃったけど、それいいですね。いつもと違う格好したくても、地元の知り合いに見られたときの反応が怖くて勇気が出ないのかもしれない。

バ:そうそう。自分の価値観って、自分がつくっているようで、実は周りの人とか環境からもらったものも多いじゃないですか。その影響を受けない場所なら、自分も知らない自分がうにゅーって出てくるかもしれない。
Twitterの裏アカを持つのもいいと思う。そのアカウント上で「こうなりたいな」っていう自分を表現すれば、その価値観を共有できる人と仲良くなれますしね。

う:SNS上で「一歩踏み出した先の自分」と価値観が合う人と出会えるかもしれないですね。

バ:そうそう。逆説的に、派手な格好をすることから始めてみるのもいいかもね。膨張色は着ちゃいけないとか、自分が信じてきたものを一度全部捨てて、どうなるかやってみる。

う:うん。案外着てみたら、いいね! って言われるかもしれないですしね。


 「バービーマッチング」で満たされたり、救われる人が増えてほしい

う:これもすごく訊いてみたくて。バービーさん、憧れの人っていますか?

バ:そうですね……夏木マリさん。

う:かっこいいですよね! 夏木さんのどんなところが特に素敵だなって思われますか?

バ:長年、第一線でお仕事をされながらも、ご自身の創作活動も続けておられるところ。舞台とか、歌とか。

う:バービーさんも、芸人さんとしてお仕事をしながらYouTubeで発信されたり、ピーチ・ジョンさんとのコラボ下着や、「太ベルト」のプロデュースをされたり、幅広く活動されていて尊敬です。
故郷の北海道栗山町の町おこしにも取り組まれていますよね。ファッション系のプロデュースと町おこしって、一見つながらないように見えますが、共通する動機ってありますか?

バ:多分私、マッチングとか橋渡しが好きなんです。こっちはあふれてるのにあっちは足りてないとか、ニーズがあるのに、ニーズを満たせる側にその声が届いていないとか、そんなアンバランスをなんとかしたいっていう気持ちが強いかもしれません。

たとえば、「こういう下着あったらいいな」って思いついても、形にするまで何をしたらいいかわからないことがほとんどですよね。ただ、今の私はその思いつきを口に出せる。動こうと思えば動ける。そんなありがたい環境にいます。ピーチ・ジョンさんとのコラボ下着、スタイリストのタクティ~さんとつくった太ベルトも、「実はこんなのほしかった」という、ユーザーさんと私の想いが形になったものです。

町おこしに関しては道半ばですが、大都市と田舎、お互いのいいところと足りていないところをマッチングをしたいなという想いでいます。

う:確かに、YouTubeの発信もマッチング感がある気がします!

バ:みんなが知りたいことなのに伝えている人が少ないとか、知るべきなのに、なぜかおおっぴらに言いづらいとされている情報を伝えることが多いかもしれない。生理の話とかもそうですね。

う:そうですよ、YouTubeのあんなリアルな美容情報、他にないです(笑)。美容クリニックの施術って、限られた人のものみたいなイメージだったので、まず知れただけでもうれしいなって思います。

 出会いから動き出すことばかり。時々いつもと違うことを

う:多方面で活躍されてるバービーさんは、人とのご縁を大事にして、パワフルに活かせる方なんだなって感じます。

バ:活躍とは言えないけど、本当にめちゃめちゃ人に助けられてる。「気分が上がるブラジャーつくりたい」って考え始めてからは、やみくもに人の集まる場所に行ったり、専門家の方とお会いしてました。2、3年間、仕事と言い聞かせて会食三昧(苦笑)。

う:え! 最初からピーチ・ジョンさんとつながりがあったわけじゃないんですね。

バ:そうそう。本当に手探りだったので、まず人に会おうと思って。ほとんど失敗だったけどね……呼ばれて行ったら「ネタやってよ」って言われたり、「下着メーカーの人がいるらしい」って聞きつけて行ったら、いかがわしいパーティーだったりとか(苦笑)。でも、ときどき、急に目標に近付くような出会いもあるんです。

う:失敗にめげずに続けたからこそ、下着づくりを実現できたんですね。今は「こういうことしたい」って発信もされてますよね。バービーさんの発信に共感した方が集まってるイメージあります。

バ:そうですね。「芸人は、社会的な活動を表立ってしちゃダメ」っていう思い込みをなくして、始めから発信しておけば早道だったかなと思うこともあります。ただ、「どこかで下着づくりにつながらないか」って、修行みたいに人と会っていた日々は遠回りだったかもしれないけど、たくさんの方から貴重なお話を伺えて勉強になりました。

う:いろんな人に自分の想いを話すことで、世界が広がる……普段とちょっと違うことをして、これまで出会わなかった人と会うって大事なんですね。

 自分の「素敵」に気付いて、毎日を堂々と楽しんでほしい

う:ずっと話したかったのに最後になっちゃいました。今、バービーさんプロデュースの「太ベルト」をつけさせてもらっていて。デザインはバービーさんが考えられたんですか?

バ:そうです。もともと、描いていたデザイン画を2、3年寝かせていたんです。うぃちゃんの組み合わせかわいい!

う:ありがとうございます! 書き残してたことが現実になるって、ほんとにあるんですね。

バ:ありますね。思いつきはよくメモします。ちなみに、ベルトが形になったきっかけは占い(笑)。占ってもらう機会に、ふと「ベルトどうですかね」って聞いたんですよ。そしたら「あなた“ひも”合うわよ」って(笑)。都合よく信じて、「ベルトも“ひも”っぽいし、やってみよう」と。

う:いいことだけ信じる、わかります(笑)。3種類どれもいいですね。レザーのカッコいい系もあるし、サテンはモードな感じ。私が着けているチュールは、原宿系とかフェミニン系が好きな子にも合いそう。ベルトのモデルさんも一般募集されたそうですが、撮影に立ち会う中で感じられたことってありましたか?

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バ:カメラの前で人がどんどん解放されていく姿を目の当たりにすると、いつも感動します。だんだん自信が湧いて、笑顔がキラキラしてきて。モデルさん同士も仲良くなってくれたそうで、それもうれしかったです。

う:ピーチ・ジョンさんとのコラボ下着のモデルさんの笑顔も輝いてました。あと、一般ユーザーが参加された「気高いおっぱいプロジェクト」の「気高い」っていう言葉選びも素敵だなぁって。

バ:うれしい! もっと、自分のおっぱいを楽しんでほしい。ツンと胸を張って毎日を過ごしてほしいという思いで、「気高い」という言葉を選びました。
日本のブラは「盛ります」「小さく見せます」みたいに機能だけがPRされがちで、女性たちも「大きく見えてほしい」「太って見られなくない」みたいに、他人の目ばかり意識してしまう。
一方で、海外は「え、ほぼ“ひも”じゃない?」みたいなデザインのブラもあるんですよ。単純に、それを身に着けた自分が好きで買うんですよね。女性の身体は誰のものでもなくて、自分のものなんだ、それでいいんだ! って感じられます。
もっと自分のおっぱいを好きになって、気分を上げてほしい。そんな想いから、コラボ下着のストラップは、胸がキレイに見えるようにお肉にムチッとかかってます。自分で見て、自分の身体キレイだなって感じてもらえると思います。

う:自分を好きになれるっていいですね。ある記事で「町おこしの目的は、地元が持つものに光を当てて生かしていくことにある」っていうバービーさんの言葉を見て、なんかぐっと来て。多分、太ベルトも下着も、「もともと持ってる魅力に光を当てたい」っていう気持ちでプロデュースされたんだろうなって。

バ:ありがとうございます……光を当てたい、いい表現ですね。

う:いやいや、これバービーさんの言葉ですから(笑)。

バ:(笑)。ラファーファ読者のみなさんにも、ふるさとにも、素敵なところがたくさんある! って気付けばもっと好きになれると思うし、人も町も、みんな胸を張って歩んでいけたらいいですよね。私の活動が、少しでもみなさんの素敵を見つける助けになって、自信につながったらうれしいです。

★NEWS★
バービー×ピーチ・ジョン コラボ下着第4弾発売中!!!



撮影:原地達浩
取材・文章:岡島梓
※太ベルト以外の衣装はタレント、モデル私物

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