【黒染ってなに!?】安藤うぃと小川みこが黒染めに挑戦! 協力/京都紋付

2023.01.06

黒染めでお洋服が生まれ変わる!
京都にある染物の会社「京都紋付」さん協力のもと、ラファモの2人がクローゼットで眠っていた服の黒染めに挑戦!ますは黒染について詳しくご紹介します。

【黒染めってなに? 】
独自の染色技法により高級感を生む究極の黒
今回紹介する「黒染め」は日本古来から伝わる繊維染めの中でも、最も暗い色「黒」に繊維を染めるという技術です。もう着なくなった洋服などを美しい黒に染めることで、新しい服へと生まれ変わらせ、唯一無二の逸品として再利用=「リウエア」することができるという点で、SDGsな取り組みとして高く評価され、広く注目を集めています。

●黒染め加工の原理

目に入る光の反射を抑えることで黒をより真っ黒な「深黒(しんくろ)」に染めるという独自の加工技術により、「高級感ある黒」に仕上がる。



京都紋付では天日干しで一点一点乾かすことで、黒さを一層際立たせる。


京都の染職人の熟練の技と長年の経験による知識によって完成された、深みがある美しい「究極の黒」を表現。

【黒染めのビフォー&アフター】
一気に違った雰囲気に

素材次第淡い黒にもなる

ポリエステル・アクリル・ナイロンなど、化繊の混紡や交織の生地や柄はその混率、組織によって染め上がりの色が変化します。黒く染まらないことがほとんどですが、それがいい色合いになる。

汗染みやシミ汚れなど黒染めでキレイに消滅

茶色いシミが取れないワンピース(左)を黒染めすると、シックな黒のワンピース(右)に仕上がり、まったく違う一着が誕生。レース部分は化繊のため白く残りアクセントに。

綿・麻などのよく染まる生地の部分は、黒よりも黒い「深黒(しんくろ)」に染まり、汚れていた部分もまったく見えなくなる。お気に入りなのにシミがあって着ていない服はぜひ!

【黒染めはどうやって注文できるの? 】
ネットで申し込みをして服を送ればOK
黒染めしたい服や小物を用意したら、下記の「京都紋付」のサイトからオンラインで仮申し込みをします。申し込み後、受付番号や名前を記入したメモと染めたいものを梱包して発送します。商品到着後、申し込み完了! 染色に問題がある場合は事前に連絡があるので安心です。約1ヶ月後、染め替えが完了したものが配送され手元に届きます。
〈料金〉Tシャツ¥2,750~、シャツ¥4,730~、ジャケット¥6,600~、ワンピース¥5,500~、パンツ¥5,500~ほか。※価格は全て税込価格です。※素材によって染められないものもあるので、サイトや問い合わせで事前に確認を。

 この企画に協力してくださったのはこのお店! 
黒紋付を100年に渡り染め続けてきた染物店
100年以上の歴史を持つ老舗の染物店「京都紋付」。近年は「京都紋付」独自の技術により洋服の黒染めでも注目を集めています。

オーダーはコチラから!
https://www.k-rewear.jp

URL www.kmontsuki.co.jp
MAIL info@kmontsuki.co.jp
TEL 075-315-2961
Instagram  @k_rewear



小川みこ
「通販で買った服を実際に着ると、雰囲気が違って上手く着られなかったのですが、黒染めしてみたら大人っぽくなって着やすくなりました!」


安藤うぃ
「普段着ない色に挑戦しようと思って買ったけど、結局着る機会がなくて……。黒染めしたら高見えするし着回しやすくなってうれしいです♪」

次回からはラファモが実際に染めた私服を紹介してくれます! お楽しみに!


Model/Ui Ando[height:161cm weight:70kg B95 W82 H101]、Mico Ogawa[height:167cm weight:77kg B101 W85 H106]
Photographs/Tatsuhiro Haraji
Edit&Text/Toshie Mihashi

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