おさむ&あいまるが行く!<究極の雪国・十日町市>スノウリッチ満喫ツアー

こんにちは!
la farfaモデルのおさむです!

突然ですが、新潟県十日町市という町をご存知ですか?

実は以前、la farfaのぽちゃ旅企画でも訪れた町なのですが、なんと令和2年、世界有数の豪雪地帯として知られているこの十日町市が「究極の雪国とおかまち ―真説!豪雪地ものがたり―」として“日本遺産”に認定されたのです!!!

すごいーーーーー!!!
おめでとうございます!!!

このものがたりを体感する旅を“スノウリッチツーリズム”として広めていて、中でもスノウリッチ体験ができるスポットを「スノウリッチスポット」と呼んでいるそうです!

https://snowrich-tokamachi.com/

ありがたいことにこの素敵な機会にまた招待いただいたので、ラファーファモデルのあいまるちゃんと一緒に雪国体験してきました♪


普段東京では確実に見ることのできない風景に心奪われっぱなしの2日間、早速レポートしていきたいと思います!

【1日目】

まず最初に訪れたのは清津峡渓谷トンネル

もうトンネル全体が自然と融合したアート! マ・ヤンソン/MADアーキテクツ作「Tunnel of Light」です。

全長は750mと長そうに感じますが、清津峡の成り立ちを教えてくれるコーナーや、峡谷の岩肌を眺めるスポット(圧倒されます!)、ちょっと変わったトイレや、ちょっと不気味な音楽(笑)などで終始楽しませてくれたのであっという間でした。


そんな感じで楽しんでいるとやってくるのは終着地点!


十日町市最大のフォトスポットと言っても過言ではないであろうこの美しい光景は「パノラマステーション」からの眺めです!
トンネルが水に反射して一つの円になっていて、まるで大きな窓から外を眺めているような、大きなお城の秘密の場所に来たような、、、
そんな満たされた気持ちになりました♪

四季折々でも景色が変わるだろうし、よーく考えたら2度と同じ景色には出会えないと思うと、この瞬間はとっても貴重ですよね。

そんな雄大な作品を見たので、お腹はぺこぺこ。笑

ランチを食べにやってきたのは<norizo cafe>さん!
私たちがいただいたのは、十日町市で有名な“妻有ポーク”を使ったポークシチュー丼! ご飯はもちろん魚沼産コシヒカリ!

もう、、、豚の脂が甘くて甘くて、、、
でもサラッとしていてどこかヘルシーな感じも!?
シチューも美味しいからずっと食べていられるって本当に思いました。笑

あと、これはプチ情報ですが、自家製のドレッシングが絶品だったので、ぜひ野菜も食べてほしいです!


お腹も満たされたところで、次に向かったのは十日町市の歴史を学ぶことができる<十日町博物館>

なんとここには国宝の「火焔型土器」が展示されていました!

土器の他にも雪国の冬仕事として発展してきた織物文化についてや、十日町の成り立ちについても学ぶことができました。
土器のレプリカを実際に持ってみたり、最新型の映像体験もできてとっても楽しかったです!

博物館で十日町市のことを学んだ後は、<ミオンなかさと>で雪国の生活を実際に体験しにいきました!!!

これはスゲボウシという植物のスゲでできたレインコートのようなもの。
直前に博物館で説明を受けた後だったから、実際に体験できてテンション上がりました。笑
シルエットがとってもかわいくて、こんな小学生が団体で歩いてたらと想像するとキュンとします!

そしてこの後は、なんと「ホンヤラドウ」と呼ばれるかまむらみたいな雪の洞の中でお餅や焼きみかんをいただいちゃいました!

こんなにあったかいのに雪が全く溶けてこないのが不思議でなりません・・・!

かまくらに入ったことはあったけど、こんな風に雪国の実際の遊び方を体験したことはなかったので、異世界に来たような気持ちになれて嬉しかったです。
ガイドのお二人もとっても優しくて、美味しい体験をさせていただき、ありがとうございました!

体もたくさん動かして、ここからは怒涛の居酒屋巡り!!!笑


ー1軒目ー
「食楽空間だぼる」

この中で私が衝撃を受けたのは、角煮の唐揚げと、ダシに浸かっただし巻き卵!
今思い出しただけでもよだれが出てくるくらい、本当に美味しかった・・・!

角煮を唐揚げにする発想も斬新だし、タレが衣でコーティングされているから味もしっかりしていて、白米と一緒に丼にして食べたくなりますのよ、これは。
そして私もあいまるちゃんも大好きな卵焼き。
卵焼きって本当に正義すぎるのですが、それをダシにつけちゃうなんて・・・
アッツアツでフッワフワ=幸せ。
この方程式がバッチリハマりました。

ー2軒目ー
「豊吉」

こちらでもたくさんいただいたのですが、一番心奪われたのは魚沼産コシヒカリのおにぎりとお味噌汁!
おにぎりはご主人の手作りで、具材の手作りのお漬物も味がしみしみなのにしょっぱすぎず柔らかすぎず、ちょうどいい味わい。
そこに大きな甘エビの出汁がたっぷり入った、熱々のお味噌汁。
この時は雪が降り始めてきたので、この暖かさがじんわり身に染みてきて幸せでした!

ー3軒目ー
「モダン食堂KICHI」

ちょっとカフェバーのような雰囲気がおしゃれなお店。
店主さんもモダンな感じで、ここではピザと豚の角煮パフェ(!?)かと思う角煮丼をいただきました!
ちょっと久々の洋な雰囲気を味わうことができて、この辺に住んでいたら毎日でも気軽に入れそうな雰囲気。
それにしても十日町の人々は豚肉が本当に好きですね。笑

ー4軒目ー
「BAR Ryuk(バーリューク」

こちらはパワフルな由加ママが出迎えてくれました!!!
パワフルだけどめちゃくちゃ美人な方で、近くで美味しいへぎそばが食べられるお店を教えてくれたり、手作りのお漬物を出していただいたり、とっても優しいのです!!
東京に帰ってきてからも、その時に話してくれてた美味しい草餅をお送りいただき、お家で美味しくいただきました!
由加ママ、ありがとうございました!

さあ、そんなこんなで怒涛の1日目が終了。

今回泊まるお宿は<ホテルしみず>さん。
なんと朝ごはんが美味しいと有名らしいので、お腹がいっぱいながらにも、明日の朝が楽しみだなあ♪と心踊らせながらの就寝でした!


【2日目】
ぐっすり眠れたのですっかりお腹もすき、早速<ホテルしみず>さんのご自慢の朝食をいただくことに。

噂の美味しい朝ごはんはこちら!


そう、十日町市はお米で有名な魚沼地方のど真ん中
ここ<ホテルしみず>さんでは、魚沼産コシヒカリがおかわり自由なのでした!
そして、お米が進むおかずたち。
前日の夜にあれだけ食べてお腹いっぱいになったのに、美味しすぎてつい2杯食べてしまいました・・・!
朝から幸せです♪

パワー全開で2日目の最初に訪れたのは越後妻有里山現代美術館 MonET(モネ)


十日町市は広大な里山を舞台にした大地の芸術祭を続けているほど、アートとしてもとっても有名な土地。
その中心なのがこの美術館です。
入口から圧倒される吹き抜けに、思わずアートへの愛を感じざるをえません。

展示されている作品たちも本当に面白くて美しく、アーティストたちの主張に心打たれるものばかりでした。

中でもすごく面白いなと思ったアートは「目」と言うアーティストチームが作った「movements」と言う作品。


一瞬、鳥の群れのような、マキビシのような、不思議な群衆に見えるのですが、よーく見ると一つ一つが時計として動いているのです。
全体として見ると一つの群れだけど、その中にも一人一人の時間がある、そんな風に私は捉えることができて、なんかグッときちゃいました。笑

時計の動きも心地よくて、ずっとみていられる作品。

ぜひ一度訪れてほしい美術館です!


芸術に触れた後はお待ちかねの<食>!!!
もうここからは最後まで怒涛の食レポラッシュです!笑


ー1軒目ー
へぎそば「清兵衛」

「へぎそば」は海藻が練り込まれたこの地域特有のお蕎麦!
独特のツルッとした食感がクセになるんですよね♪
そしてなんとこちらお店にはセルフくるみが置いてあり、好きなだけくるみを入れることができました!
くるみ蕎麦というのは食べたことありましたが、くるみを薬味としていただくのは初めてだったので新しい食べ方でした。
くるみのオイル感が入って少しまろやかになって美味しかったです!!!

ー2軒目ー
「手打ちラーメン万太郎」

衝撃を受けたのは、火焔型土器をモチーフにしたこちらの器!
なんとなく縄文時代にタイムスリップした気持ちにもなれるラーメンです。笑
坦々麺の方は後からじわじわくる辛さ!ハマる人はハマる味! 妻有ポークや地元食材がたっぷり入っています。
もう一つのボリューム満点のラーメンは、妻有ポークの背油ラーメン。チャーシューも妻有ポークで、こんなにパンパンなのに不思議とあっさりしているのです!
麺が少しフワッとしていて、軽い口当たりなのが特徴!
お店は早朝からオープンしているのですが、朝から食べられるラーメンだなあ!と感じました!!

ー3軒目ー
「四季彩館ベジパーク」

地元で採れたお米や野菜、近隣の農家さんが作った加工食品が売られている、道の駅のようなところでした!
私はお土産に大根の漬物と十日町産のもち米「こがねもち」で作られたお餅を購入。
そして同じ建物の中には<米カリー(ベーカリー)>と言う米粉パン屋さんも!
帰りの電車の中で食べたのですが、本当にモッチモチで程よい甘さがあって美味しかってです。米粉パン最高!

ー4軒目ー
パン工房「スマイルD」

こちらは打って変わって、店の前を通るだけでバターと小麦粉の香りが!
入ってみると、とっても小さなお店なのですが、見るからに美味しそうなデニッシュが並んでおり、美味しい予感しかしません。
店主の方に特別に温めていただき、その場で食べたのですが、口に入れた瞬間、パンなのにとろける食感!!!
なんでしょう、この幸せな気持ち。笑
まさに夢見心地デニッシュなのでした・・・!

ー5軒目ー
「宮幸酒店」

そして最後に訪れたのは、JR十日町駅からほど近くにある酒屋さん。
やはり新潟といえばお米、お米といえば日本酒!!!ですよね。

私は普段からそこまで日本酒を飲まないのですが、色々と試飲させていただけるということで、この時期にオススメという新春の時期に作られる松乃井「春を呼ぶ酒」と、クラフトビールの妻有ビール「十日町そばエール」と、醸燻酒類研究所の「醸燻の情熱」をいただきました。

「春を呼ぶ酒」は飲んだ瞬間にコッテリとした重量感があり、結構甘みを感じる日本酒でした。度数は18度と高めなのですが、度数が高いほど人間の舌は甘みを感じるらしいです!知らなかった!!!

そして「十日町そばエール」は名前の通り後味がそば!
香りもちゃんとビールなのに、不思議な感覚になるビールで、ちょっと癖があるのですがおつまみとかに合わせやすそうなビールでした。

「醸燻の情熱」はなんとペットボトルに入っている、SDGsなビール!
飲んでみたらフルーティーな香りが広がって、このままでもとっても飲みやすいビール! ビールが苦手な方や女性にもおすすめだなあと思いました♪

* * *

そしてほろ酔い気分のまま、「ほくほく線」に揺られて帰るのでした♪


ギュギュっと詰め込んだ旅となりましたが、ちょっとでも興味を持っていただけたでしょうか?
私はこの記事を書きながら、ああ、また行きたいな♪と思ったり、GoogleMapで今度はこの辺に行きたいなあ♪と思ったりしております。笑
そのくらい、魅力が詰まっているまち、十日町市!

ご飯も景色もアートも感じられて、どの季節に行っても楽しめるので、本当におすすめです!
ぜひ一度、足を運んでみてはいかがでしょうか!

私のインスタグラムでも十日町のレポートをいくつかに分けて紹介しているので、よかったら見てください♪
おさむInstagram≫≫https://www.instagram.com/i_am_osamu/

それでは、また別の旅でお会いしましょう!
おさむでした~

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