「自分にどんな髪型が似合うか分からない」「イメージを変えたいけど勇気が出ない…」ヘアスタイルに悩める読者をお助けする第3回目は、中途半端な長さで動きのない髪の扱いに手こずる読者が登場。カット&カラーで抜け感ある印象にチェンジします!
\今回の読者はこの方!/
HITOMIさん
(33歳・主婦)
「髪がのっぺりして、地味に見えます。自分に似合うボブ&明るい髪色で今っぽく変身したい!」
\担当者はこの方!/
grico 店長 原田直美さん抜け感のある、おしゃれでクールなデザインに定評のある原田さん。幅広い層のメディアでも活躍中で、特にボブスタイルの似合わせが得意。再現性の高い、その人に合った都会的なスタイルを提案してくれます。
ブラントなカットにモカ色カラーを合わせて透明感女子を目指す! 最近カットしたばかりのHITOMIさん。ところがイメージと違う髪型になってしまい、意気消沈のところ、今回の企画に参加することに!「髪質が柔らかいので、ペタンとしやすいのが悩みです。今どきのボブにしたいけど、自分にどんなデザインが合うのかよくわからなくて……。最近は、子供たちに “ママの髪、ヘルメットみたいだよ” と笑われて、かなりショックでした……」とお悩み中です。
担当の原田さんによると「スカスカに間引かれた毛先側をカットで落とし、ボブっぽい重さを与えると今っぽさが出ます」とアドバイス。さらに「HITOMIさんは顔立ちがかわいらしいので、サイドで輪郭を隠さず、むしろ出すほうがすっきりとしてキュート。ヘアカラーも明るくして、色白の肌を引き立てると透明感のある雰囲気も高まって今っぽくなれます」
1. モカグレーのカラーでチラホラ白髪もしっかりカバー
「最近カラーをしていないのでプリン状態。白髪も気になります」とHITOMIさん。そこで明るい10トーンのモカグレージュを全体に入れて白髪をカバー。新たに生えてきても目立ちにくい髪色に。
2. 顔周りには念願のハイライトをオン
「ハイライトを入れてみたい!」とリクエストしたHITOMIさん。こめかみ周辺やサイドにミルクティー色のハイライトを足して透け感を投入すると、ぐっと今っぽい印象にシフト!
3. ペラペラな毛先側をブラントにカット
ペラペラで不揃いな毛先は、はさみを一直線に入れるブラントカットでボブのラインを強調。その後、顔立ちに合わせて微調整していきます。毛先をリセットすることでスタイリング力も上昇します。
4. ローレイヤーを足して似合わせ力をアップ
耳より上には低めのローレイヤーをプラス。骨格や顔立ちに合わせてHITOMIさんに似合うオリジナルボブを作っていきます。「顔型をきれいに見せる “ひし形ボブ” を意識しながら調整していきます」と原田さん。
5. ラウンドバングで小顔効果を高める
「前髪は外に向かって長さを残すラウンドバングにします。八の字型の前髪は頬骨を自然にカバーして小顔感がアップするデザイン。大人っぽさも残るので、顔がはっきりして見えますよ」と原田さん。