ヘアスタイルに悩める読者をお助けする『ヘアスタイル相談所』。第4回目は、セミロングヘアの読者が巻き髪に挑戦します。トレンドの韓国風・巻き髪で今っぽいフェミニンを目指すことに♪
\今回の読者はこの方!/
@rainychan012さん
(28歳・アパレル会社員)
「アイロンはいつも内巻きばかり。流行りの韓国っぽい巻き髪を覚えたいです♪」
\担当者はこの方!/
MAGNOLiA デザイナー/YOSHIBAさん韓国風スタイルが得意なYOSHIBAさんは、20代後半~30代女性に人気のスタイリスト。アイロン使いはもちろん、パーマによる巻き髪風スタイルにも定評があり、最新のデザインをそれぞれに似合うようプロデュースしてくれると評判です。
艶系カラーとくびれ感をアピールした巻き方で、誰でもオルチャンスタイルに セミロングスタイルが定番の@rainychan012さん。髪質が柔らかいため、アイロンで巻いても取れやすいそうです。「普段は毛先を1カールアイロンで巻くだけ。なので、どうしても毛先側のダメージが目立ってしまいます」とお悩み中。そんな彼女の希望は、韓国で人気の外巻きウェーブヘア『ヨシンモリ』スタイル!「私でもできるよう、巻き方のコツが知りたいです」とこの企画に応募してくれました。
今回ヘアを担当するYOSHIBAさんによれば、「韓国風スタイルに髪のツヤ感は欠かせません。傷んで褪色した髪色をネイビー風カラーに染め直し、韓国風の巻き髪が映える、深みのある髪色に整えます。アイロンは32ミリを使い、ひし形を意識しながら揉み上げ部分を開くように巻いていくと理想のヨシンモリが作れますよ」ということで、今回はカラー&アイロン使いを中心に変身!
1. サイドは前髪とつなげるようにカット
前髪とサイドの毛束のラインがつながるよう、はさみを入れます。「チークラインまで切り込むと、アイロンで巻いた時にヨシンモリの特徴であるひし形フォルムが作りやすいです」とYOSHIBAさん。面長カバーの効果もあるのだとか。
2. ダメージの多い毛先をカットし、ローレイヤーをオン
アイロンによるダメージ&褪色が激しい毛先をカットします。さらにローレイヤー(低めのレイヤー)を入れていくことで、シルエットにくびれ感が出やすくなり、巻いてもフォルムがキープされやすい状態に。
3. オイルインカラーでより艶やかな質感に調整☆
ダメージが目立つ髪は、髪にツヤが増すタイプのオイル系カラー剤で染め直し。今回はネイビーグレージュと呼ばれる、やや青みのある自然なブラックカラーをチョイスします。
1. 顔周りから巻いてサイドを開いていく
「表面の髪はクリップで留めておき、前髪とつながる顔周りの毛束の中間から1回転巻きます。ポイントは毛先を逃がすこと。左右同じように行いましょう」とYOSHIBAさん。バランスを見ながら、揉み上げと顔周りを2回に分けて行ってもOK。
2. 毛先側は外巻に1カール
クリップを外し、次にバックとサイドすべての毛先を巻いていきます。この時、サイドの毛束は顔前に引き出して外ハネに巻いていくと、ダイヤ型のくびれフォルムを演出しやすく華やかさが生まれます。
3. 表面はアイロンを閉じたままクセ付けを
サイドの表面は、中間部分に閉じたアイロンを内側から当てます。アイロンのカーブで大きな波を描くイメージで軽くこすってクセをキープしましょう。「サイドの毛束が開きやすくなり、ひし形の角がキレイに出ますよ」とYOSHIBAさん。
4. キレイなS字カールの完成!
揉み上げ、顔周り、表面にキレイなS字カールができました。これを左右共に行います。ちなみにバックは、プロセスで行った毛先1カールのみでOK!
5. 前髪をクルンと巻いてオルチャン風に
前髪がストレートの人は、軽く1カール巻くと全体的にかわいらしさが出てバランス感ある印象に。より自然に仕上げたい人は、前髪のみカーラーを使っても。