外はうだるような暑さなのに、部屋の中は冷房が効きすぎていて寒い……。
夏は、なんとなくだるい、疲れやすいなど、調子を崩している方も多いことでしょう。それは、外気と室内の気温の差が大きいために代謝が落ちてしまっているせいかもしれません。
そこで、今回は夏の疲れと代謝低下の関係を解説し、代謝改善に必要な栄養素を詳しくご紹介します。
すべてコンビニで気軽に買えますので、ぜひ参考にしてください。
1.夏の疲れは代謝低下が原因? 代謝UPの秘訣を解説!夏の疲れと代謝低下の関係を解説し、代謝UPの秘訣をご紹介します。
1-1.夏の疲れと代謝低下の関係とは夏は気温の上昇や冷房の効きすぎなどにより、代謝が低下することがあります。
代謝とは、体内でエネルギーを作り出し、栄養を消化・吸収する働きのことです。疲労感やだるさ、肌荒れなどは、代謝低下のサインかもしれません。
夏の疲れの主な原因としては、以下が挙げられます。
(1) 気温の上昇私たちのからだは、気温が上昇すると体温を調節するためにエネルギーを使います。つまり、暑い夏は体温を下げるためにより多くのエネルギーが必要になるのです。
体温調節にエネルギーを使った結果、体内のエネルギー供給が減少することで、代謝が低下します。からだの機能や組織の修復に必要なエネルギーが不足し、疲労感が生じるのです。
(2) 冷房の効きすぎ外気温が上がってくると、室内にある冷房の設定温度を低くすることで、冷房が効きすぎてしまうことがあります。
からだが急激に冷やされると、血管が収縮し、血流が悪くなることがあり、これは代謝の低下につながります。
代謝の低下は、私たちのからだがエネルギーをうまく利用できなくなることを意味します。つまり、疲労感があらわれる可能性があるのです。
また、からだが冷えて血行が悪くなると、酸素や栄養素の供給が不十分になることも考えられます。これにより、細胞の活性化や修復が妨げられて、疲労感につながる可能性もあります。
加えて、からだが冷えて内臓の働きが低下することも、消化不良や疲れの原因になるでしょう。
1-2.代謝UPに必要な栄養素とは
代謝UPには、
タンパク質、ビタミンB群、ビタミンE、ビタミンD、DHA、カルシウム、カリウムなどが不可欠です。
タンパク質は筋肉量の増加に役立ち、ビタミンB群は糖質や脂質の代謝に必要です。
ビタミンEやDHAは基礎代謝を上げるために重要ですし、カルシウムやビタミンDは骨の代謝に必要な栄養素です。
また、カリウムは水分代謝を活性化させます。
これらの栄養素をバランスよく摂取することが、代謝UPの鍵です。
2.コンビニで夏の代謝UP! おすすめ食品5選コンビニやスーパーで手軽に買える食品のなかには、代謝UPに役立つものがあります。
おすすめの食品を紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
2-1.サラダチキン鶏肉を使用したサラダチキンには、タンパク質が豊富に含まれています。
低脂肪・低カロリーで、味付けのバリエーションも豊富なので、好みに合わせて選べて飽きずに食べられます。
2-2.ゆで卵
ゆで卵にはタンパク質が多く含まれています。そのほかにも、ビタミンA、D、B群を含んでおり、「完全栄養食品」と呼ばれるほど栄養価が高い食品です。
一方、カロリーは低く、1個あたり約70kcal程度です。
コンビニではさまざまな種類のゆで卵が販売されており、個包装や調味料付きなどのバリエーションも豊富です。
2-3.ヨーグルトヨーグルトは豊富なカルシウムを含んでおり、コンビニではさまざまな種類が販売されています。低脂肪や無脂肪、プレーンのものからフルーツ入りまで、選ぶ楽しみもあるでしょう。
また、ヨーグルトには乳酸菌が含まれており、腸内環境や免疫力の向上にも効果があります。手軽に飲める、ドリンクタイプもおすすめです。
2-4.オートミール商品オートミールは、ビタミンB群が豊富で、さらに食物繊維やタンパク質、ミネラルなども含まれています。
最近のコンビニでは、即席カップタイプのオートミールが販売されており、スープやお粥、リゾットなどさまざまな種類が選べます。
2-5.ミックスナッツ
コンビニにはさまざまな種類のナッツが販売されています。どれも、小分けのパッケージで持ち運びがしやすく、手軽に食べられて便利です。
ナッツには、ビタミンEや不飽和脂肪酸、食物繊維、ミネラルなどが含まれています。