3.今が旬！ むくみ解消薬膳レシピ
ここでは旬の食材を使ったむくみ解消の薬膳レシピをご紹介します。
どちらも簡単なので、ぜひ試してくださいね。
3-1.薬膳スパイスで香り高いコーンと冬瓜のスープ材料（4人分）・コーンの缶詰： 1缶
・冬瓜：約200g
・水：600ml
・大葉：適量
・三つ葉： 適量
※シナモンパウダー：小さじ1/2程度
※カルダモンパウダー：小さじ1/4程度
※胡椒：適量
作り方(1) 冬瓜の皮をむいて、種とワタを取り除いたら、食べやすい大きさに切る。
(2) 耐熱容器に(1)、水、コーンを入れ、ラップをして、600Wの電子レンジで約10分間加熱する。
(3) (2)にシナモンパウダー、カルダモンパウダー、胡椒を加え、再度、600Wの電子レンジで2～3分加熱する。
(4) 大葉は千切りにし、三つ葉は食べやすい大きさに切る。
(5) (3)を器に盛り、(4)を散らす。
※スパイスの量はお好みで調節してください。
3-2.イカとワカメ・もやしのシャキシャキサラダ材料（4人分）・イカ切り身：約200g
・もやし：1袋（約200g）
・乾燥ワカメ：適量
・刻みネギ：50g
・しょうゆ：大さじ2
・酢：大さじ1
・すりおろし生姜：小さじ1
作り方(1) イカともやしを茹で、水にさっとさらす。乾燥ワカメは水で戻す。
(2) 盛り付ける器に(1)を入れ、刻みネギを散らす。
(3) 別の容器にしょうゆ、酢、すりおろし生姜を合わせて混ぜる。
(4) (3)を(2)の器にかけてできあがり。
4.梅雨の湿気による不調には漢方もおすすめ
梅雨時期のむくみを改善するためには、食事の見直しが大切ですが、漢方薬の活用もおすすめです。
むくみの原因としては、「湿気による体内の水分の停滞」「リンパの流れが滞ることによる老廃物の蓄積」などが考えられます。
漢方薬は、水分の循環をよくして老廃物や塩分を排出し、むくみを根本改善するものが選ばれます。また、冷えによるむくみには、血流をよくする働きがある漢方薬を選びます。
また、漢方薬は根本からの改善を得意としているので、むくみにくい体質を手に入れることもできるでしょう。
以下に、梅雨時期のむくみにおすすめの漢方薬を紹介します。
〈梅雨時期のむくみにおすすめの漢方薬〉・五苓散（ごれいさん）体内にたまっている余分な水分を排泄することでむくみを解消します。尿量が少なく、喉が乾く方におすすめです。
また、体内の水分量を調整するため、二日酔い、下痢、吐き気・嘔吐などにも用いられます。
・当帰芍薬散（とうきしゃくやくさん）血行をよくして水分代謝を整えます。疲れやすく、下半身の冷え、貧血傾向でむくみ、めまい、頭痛、肩こりのある方におすすめです。
漢方薬は、自然由来の生薬を組み合わせて作られるため、副作用のリスクが低いとされています。
しかし、漢方薬には適切な診断と処方が必要です。使用する場合は、医師や薬剤師に相談することが大切。また、個人差があるため、自己判断での服用は避けましょう。
「お手頃価格で不調を改善したい」という方には、スマホで気軽に薬剤師に相談できる「あんしん漢方」のような新しいサービスもおすすめです。AIと漢方のプロが効く漢方を見極めて、お手頃価格で自宅に郵送してくれる「オンライン個別相談」が話題です。
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5.湿気に負けない！ むくみをすっきりさせて、気持ちよく過ごそう！梅雨の湿気による、むくみやだるさに悩まされる女性は少なくありません。しかし、薬膳の知識を使えば、むくみやだるさを解消することができます。
水分調節に効果的な食材や血液循環を促進する食材を取り入れた薬膳レシピを実践することで、梅雨時期でもさわやかなからだを保つことができるでしょう。ぜひ、チャレンジしてください。
また、ときには、漢方の力も借りて、不調を改善しましょう。
＜この記事を書いた人＞
あんしん漢方薬剤師
山形 ゆかり薬剤師・薬膳アドバイザー・フードコーディネーター。病院薬剤師として在勤中、食養生の大切さに気付き薬膳の道へ入り、牛角・吉野家他薬膳レストラン等15社以上のメニュー開発にも携わる。
「健康は食から」をモットーに健康・美容情報を発信するMedical Health -メディヘル-youtubeチャンネルで簡単薬膳レシピ動画を公開するなど精力的に活動している。
症状・体質に合ったパーソナルな漢方をスマホ一つで相談、症状緩和と根本改善を目指すオンラインAI漢方「あんしん漢方」でも薬剤師としてサポートを行う。
●Medical Health CH：
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