【UraNが過ごしてきた人生とは? 気になる過去・現在・未来に迫る!】History of Models 前編

1997年3月7日生まれ、25歳。福島県出身。『くれいじーまぐねっと』の一員としてYouTubeで一躍ブレイクしラファモやTVタレントとしても快進撃が止まらないUraN。いじめられた中学時代、夢を叶える秘訣、プラスサイズへの熱い思いとは!?


根は陽キャだった性格が体型いじりで不登校に

 山、海、田んぼと自然豊かな福島県の町で生まれ、今も親戚そろって出演イベントに参加してくれるような、仲よし一族の中で大きくなった。人前に出る職業に憧れたのは、母の影響が大きいそう。「お母さんは大のお笑い好きで、学生時代は吉本興業のNSCを目指してたみたいです。今も隙あらば『くれまぐ』のYouTube出演を狙ってるぐらいの陽キャ(笑)」。娘ももれなく目立ちたがり屋に育つが、物心がつくと「人前に出たいけど、私は太ってるし……」と、周りの目を気にするように。中学に上がると今度は男子からの体型いじりに晒される。平気なフリをしていたが、ある日学校に行けなくなった。それでもまた通学できるようになったのは「何も悪いことをしてないんだから、堂々と登校して大丈夫」と支えてくれた担任の先生や家族、変わらず側にいてくれた幼馴染のおかげだという。ただ、それから異性に対する壁ができ、女の子といる方が気楽になった。

当たって砕けても諦めずタレントの夢に挑戦し続けた
 TVタレントを目指す気持ちが固まっていた高校時代はまずバイトに励んで貯金をし、高2で親に直談判。「ダメだったら潔く就職するから、東京のタレント養成所を受けさせてください!」。それから養成所に通い始め、高校卒業と同時に上京。だが、養成所で求められる典型的なスレンダー美女のタレント像になじめず、自分の道をいくことを決めた。
 「『ラ・ファーファ』を知ったのは高校時代。渡辺直美さんの表紙に衝撃を受け、ページをめくると、モデルは全員ぽっちゃり体型。それまでお母さんが買ってきた服しか着ていなかったし、ダボッとした格好で体型を隠すことしか考えていなかったから『ミニスカート履いていいの!?』と驚きを隠せなかった。」以降、毎号『ラ・ファーファ』を参考にファッションの勉強をするうち、"ももどぅー" のファンになってイベントにも参加するように。『PJP』ラファモオーディションの告知を目にした時はいてもたってもいられず、「落ちてもいいから挑戦したい!」と応募した。書類選考、面接を経てステージイベントの最終審査まで残るも、結局落選してしまう。最後までいけたのに落ちたことが猛烈に悔しくて「いつか絶対ラファモになる」と決意した。
 そんなUraNに転機が訪れる。あるオーディションの審査員を憧れのPecoちゃんが務めることを知り、会いたい一心でエントリー。集団面接で熱くPeco愛とプラスサイズファッションへの思いを語った結果、合格こそできなかったけど、現在所属している事務所から声が掛かった。しばらくして事務所に集められた3人でYouTube配信を始めるように言われ、『くれまぐ』が誕生。動画の内容も編集も3人で手探りし、流行に敏感な学生をターゲットに青春感いっぱいの配信を重ねていく。 

気になる続きは1/21(土)アップの後編で!
UraNの思い出の1枚~幼少期~


【UraN SNS情報】




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Photographs/Mari Hagiwara
Edit&Text/Yuriko Hayashi
※このページはすべてモデルの私服です。

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