【島袋かほがこれからチャレンジしたいことって？　気になる過去・現在・未来に迫る！】History of Models 後編

2023.01.26

ラファモヒストリー

ラファモたちがこれまで歩んできた人生やこれから叶えたい夢など、モデルの本音に迫る本企画。今回は島袋かほへのインタビュー後編。唯一無二のモデルとしてこれからやっていきたいことを話してくれました。

焦っていた時期に知った『ラ・ファーファ』に賭ける
　家族そろってアニメや漫画が好きだったこともあり、ずっと推しには事欠かなかった島袋。高3のころには "コミケ" の影響でコスプレデビューを果たす。『カードキャプターさくら』や『刀剣乱舞』などのキャラに扮してポートレート撮影にいそしみ、専門学校では声優演劇科を選択。
　卒業後は、母親も「30歳までは好きにしていいよ」と言ってくれたので、養成所に入った。しかしそこに声優やぽっちゃり体型タレントの需要は少なく、3年が経つころには焦りがピークに。相談したモデルの友達から「ぽっちゃりのジャンルがあるんじゃないの？」と言われ、「太った　モデル」とネット検索。初めて『ラ・ファーファ』を知った。「信じられない……！！私はこの雑誌に賭けるしかない」と速攻で読者投票の誌上オーディションへ応募。繋がりを大事にしていた同級生や知人へ片っ端から連絡し、会いにも行って投票を募った。加えて「ファッション誌だから、おしゃれじゃないと支持してもらえない」と、モデルの友達に付き合ってもらって服を買いに行ったり、撮影用の服装を考えたり。試行錯誤する中で「トレンド感や万人受けも重要だけど、私を知ってもらうには、結局自分らしさが大事だなって。自分が着て楽しいコーデを意識するようになりました」。

プラスサイズモデルとして私にしかできないことを探す
　ラファモの仲間入りを果たし、さまざまなページに登場するようになった島袋。今はどんなプラスサイズモデルを目指していくのか探っている途中だ。ある時、他人から「プラスサイズモデルなら、デブいじりは耐えなきゃ」と言われ、言葉に詰まってしまった。「私は今の体型に満足しているし、好きなファッションを楽しんでいるんだから、堂々と容姿いじりは間違ってる！って言えるようになりたい。自分にできることって何だろう？」。きっと、島袋自身が胸を張って、自分らしさをアピールすることが一番。背が低いところ、アニメや漫画、Vチューバーの推しを語ると止まらないところ。いろんな個性を持つ彼女の今後の活躍が楽しみだ。